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船橋・市川・松戸・柏 4エリア徹底比較

BayMap編集部15分で読める

千葉県の人気4エリア(船橋・市川・松戸・柏)の中古マンション相場・通勤アクセス・生活環境・将来性を比較。エリア選びの判断材料を整理。

千葉県で中古マンションを検討する人の多くが候補に挙げるのが船橋・市川・松戸・柏の4エリアです。いずれも東京へのアクセスが良く、中古マンションの流通量も多い。ただし、相場も街の性格もかなり違います。

代表駅の㎡単価(BayMapデータ)

各エリアの代表駅における㎡単価(直近成約データ中央値)です。これはBayMapが集計した駅別・成約ベースの中央値であり、市区全体の平均(GMO等が公表する千葉県平均33万円/㎡)とは集計単位が異なります。駅近・好条件の物件が多く含まれるため、エリア平均より高めに出る点に注意してください。エリア間の価格序列の比較に活用してください。

各エリア代表駅の㎡単価(BayMap成約データ中央値)

市川駅の97.1万円/㎡は千葉県でも最高水準です。東京都と隣接し総武快速で都心へ18分という立地が価格に反映されています。柏の葉キャンパス(76.8万円)はTX開業後の新興エリアで築浅物件が中心のため高め。船橋・西船橋・柏駅は30〜42万円台と、同じ千葉県でも倍以上の開きがあります。

単価換算ツール

3,000万円

7021.2坪)

㎡単価

42.9万円/㎡

428,571円/㎡

坪単価

141.7万円/坪

1,416,765円/坪

1坪 = 3.3058㎡で換算。専有面積は登記簿面積(壁芯)を基準にしてください。実際の取引価格は個別物件・交渉により異なります。

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通勤アクセスの比較

東京駅・大手町までの通勤時間(平日朝ラッシュ時、乗換含む)の目安です。

エリア東京駅まで大手町まで主要路線
船橋約25分約30分JR総武線快速・東西線直通
市川約18分約22分JR総武線快速・都営新宿線直通
松戸約25分約28分JR常磐線快速・千代田線直通
約35分約38分JR常磐線快速・千代田線直通

市川が最も都心に近く、乗車時間・料金ともに有利です。船橋と松戸はほぼ同水準。柏はやや遠いものの、常磐線の始発に座れる機会が多い点は通勤快適性でプラスに働きます。

通勤先が東京駅・品川方面なら総武線沿線(船橋・市川)、大手町・表参道方面なら千代田線直通の常磐線沿線(松戸・柏)が便利です。職場の場所によって最適なエリアが変わるため、路線から逆算して候補を絞るのが判断の起点になります。

船橋エリア:商業とアクセスが揃う千葉最大の拠点

街の雰囲気と特徴

船橋市は千葉県最大の市であり、JR総武線・東武野田線・東京メトロ東西線が乗り入れる交通の要衝です。ららぽーとTOKYO-BAY、東武百貨店、イオンモールなど大型商業施設が充実し、日常の買い物から週末のレジャーまでエリア内で完結します。駅周辺は飲食店や商店街が賑やかで、千葉県内で最も生活利便性が高いエリアの一つです。

代表的な駅と路線

JR総武線快速(船橋駅)・東武野田線(船橋駅)・東京メトロ東西線(西船橋駅)が主要なアクセス手段です。船橋から東京駅まで快速で約25分、西船橋から大手町まで東西線直通で約30分。津田沼方面も快速利用で都心直結です。

ターゲット世帯

商業施設の充実と交通の便から、ファミリー世帯・共働きカップル・シングル問わず幅広い需要があります。津田沼エリアは文教地区としての評価が高く、子育て世帯の支持が安定しています。西船橋は単身・DINKSに人気で、駅徒歩圏の賃貸需要も旺盛です。

価格帯と利回り水準

船橋駅の㎡単価は41.8万円/㎡、西船橋は39.2万円/㎡(BayMapデータ)。70㎡の物件で約2,700〜2,900万円が目安です。市川に比べて物件価格が低い分、リノベーションに予算を回しやすく、投資目的でも計算が合いやすいエリアです。賃貸利回りは表面で4〜5%程度で推移しています。

出典:BayMap成約データ中央値(2025年時点)

デメリット

船橋駅周辺の一部は夜間の繁華街の賑やかさが気になる世帯もあります。南部(海沿い)は低地のため、水害ハザードマップの確認が必須です。大規模再開発(海老川上流地区等)は長期計画であり、短期的な恩恵は限定的です。

BayMapで確認すべきポイント

船橋・西船橋・南船橋・津田沼の各駅で㎡単価と成約件数を比較してください。駅ごとに価格帯が大きく異なります。ハザードマップとの照合が特に重要なエリアです。


市川エリア:千葉県最高水準の資産性と都心直結アクセス

街の雰囲気と特徴

市川市は東京都江戸川区と隣接し、実質的に「東京と同じ生活圏」に属します。市川駅周辺は落ち着いた住宅街で、緑が多く静かな住環境が保たれています。本八幡はシャポーや商店街で日常利便性が高く、庶民的な雰囲気も魅力です。面積がコンパクトで、駅から少し離れると閑静な住宅街になるため、都市の喧騒を避けたい人にとっての選択肢になります。

代表的な駅と路線

JR総武線快速(市川駅)・都営新宿線(本八幡駅)・京成線が主要路線です。市川から東京駅まで快速で約18分は千葉県内最短水準で、本八幡から新宿まで都営新宿線直通で約26分。複数の路線を使えるため、勤務先によって最適ルートを選べます。

ターゲット世帯

都心勤務の共働きカップル・DINKSや、資産性を重視する世帯に人気です。売却時の流動性が高いため、ライフステージの変化に合わせて住み替えを想定しているファミリー世帯にも向いています。

価格帯と利回り水準

市川駅の㎡単価は97.1万円/㎡と千葉県内最高水準(BayMapデータ)。70㎡の物件では約6,800万円が目安となり、予算4,000万円台では立地か築年数での妥協が必要です。本八幡(58.7万円/㎡)まで範囲を広げると選択肢が増えます。賃貸利回りは表面で3〜4%程度で、資産保全重視の立場で選ばれています。

出典:BayMap成約データ中央値(2025年時点)

デメリット

㎡単価が高いため、同じ予算では物件の広さや築年数の妥協が必要です。特に市川駅周辺で築浅・広めの物件を探すと価格帯が跳ね上がります。東京都に近い分、物件供給が少なく選択肢が絞られます。

BayMapで確認すべきポイント

市川・本八幡・行徳エリアで㎡単価の差を確認してください。行徳(東西線)は市川より大幅に安く、東京へのアクセスも良好なため、コストパフォーマンスの高い選択肢になりえます。


松戸エリア:手頃な価格と自然環境が両立する子育て向き

街の雰囲気と特徴

松戸市は江戸川を挟んで東京都葛飾区と隣接する、ファミリー世帯に人気のエリアです。松戸駅前はイトーヨーカドーやアトレが入り日常利便性は十分で、江戸川沿いの緑地や21世紀の森と広場など自然環境にも恵まれています。物件価格が比較的手頃なため若いファミリー世帯の流入が続いており、街全体に活気があります。

代表的な駅と路線

JR常磐線快速(松戸駅)・東京メトロ千代田線直通が主要路線です。松戸から東京駅まで約25分、大手町まで千代田線直通で約28分。新松戸駅はJR武蔵野線と常磐線の乗換駅で、西方面(埼玉・横浜方向)へのアクセスも可能です。

ターゲット世帯

価格重視のファミリー世帯・子育て世帯に最も向いています。新松戸エリアは特に子育て世代の支持が高く、学校・公園・商業施設のバランスが取れています。テレワーク中心で週1〜2回程度の通勤なら、松戸の広い住環境を選ぶのは合理的な選択です。

価格帯と利回り水準

松戸駅の㎡単価は58.0万円/㎡(BayMapデータ)。市川の約60%の水準であり、同じ予算でより広い物件を選べます。賃貸利回りは表面で4〜5%程度で、船橋とほぼ同水準。中古市場の流通量が多く、買い替えのタイミングが取りやすいのも特徴です。

出典:BayMap成約データ中央値(2025年時点)

デメリット

松戸市の一部地域では治安面での不安を感じる声があります(特定の駅周辺・夜間帯)。松戸駅から徒歩圏外の物件は一気に環境が変わることがあり、駅からの距離が物件選びの重要指標になります。品川・渋谷方面には乗換が必要なケースが多くなります。

BayMapで確認すべきポイント

松戸・新松戸・北松戸の各駅で㎡単価の差を確認してください。一駅違うだけで坪単価が大きく変わることがあります。


柏エリア:千葉北部最大の商業集積と新興住宅エリアの二面性

街の雰囲気と特徴

柏市は千葉県北西部の商業中心都市で、柏駅周辺には高島屋・ビックカメラ・モディなどが集積しています。「千葉の渋谷」とも呼ばれるほど集客力があります。一方、TX(つくばエクスプレス)沿線の柏の葉キャンパス駅周辺は計画都市として開発が進む新興エリアで、同じ「柏」でも雰囲気は全く異なります。

代表的な駅と路線

JR常磐線快速(柏駅)・東京メトロ千代田線直通が主要路線です。柏から東京駅まで約35分と4エリアの中では最も遠いですが、常磐線の始発設定があり座って通勤できる機会が多い点は快適性としてプラスです。

ターゲット世帯

価格重視かつ広い物件を求めるファミリー世帯・テレワーク中心の世帯に向いています。柏の葉周辺は子育て環境を重視する層の需要が高く、研究学園都市のイメージから教育環境への期待が高い世帯にも人気です。ダウンサイジングを検討するシニア世帯には、商業施設が充実した駅近物件が選ばれています。

価格帯と利回り水準

柏駅の㎡単価は35.8万円/㎡と4エリアで最も低い(BayMapデータ)。同じ予算で最も広い物件を選べます。柏の葉キャンパス駅周辺は新築・築浅が多く76.8万円/㎡程度と高め。中古物件の選択肢は柏駅周辺の方が豊富です。

出典:BayMap成約データ中央値(2025年時点)

デメリット

東京都心からの距離が4エリアで最も遠く、勤務先が都心の場合は通勤時間・交通費のコストが嵩みます。柏の葉エリアは中古物件の流通量が少なく、将来の売却時に時間がかかる可能性があります。駅から徒歩15分超の物件は車がないと不便な立地も多いです。

BayMapで確認すべきポイント

柏・南柏・柏の葉キャンパスの各駅で㎡単価と成約件数を比較してください。柏の葉は高額帯に集中しているのに対し、柏駅周辺は幅広い価格帯の物件があります。

将来性の比較

エリア人口動態再開発・注目事項
船橋微増〜横ばい船橋駅南口再開発、海老川上流地区の開発計画
市川横ばい市川駅南口再開発完了後、周辺地価が上昇傾向
松戸微減〜横ばい松戸駅周辺の再開発構想、矢切地区の開発計画
横ばい柏駅西口再開発、柏の葉エリアの継続発展

長期的には人口動態と鉄道の利便性で差がつく可能性があります。東京直結の路線を持つ船橋・市川はこの点で構造的に優位です。松戸・柏も再開発構想があり、短期的な注目度は維持されています。

予算別の選び方

総予算3,000万円(物件+リノベ込み)

エリア物件リノベ
市川2,000万円・60㎡築35年800万円(ライト〜スタンダード)
船橋1,800万円・60㎡築35年900万円(スタンダード)
松戸1,500万円・70㎡築30年1,000万円(フルリノベ)
1,400万円・70㎡築30年1,000万円(フルリノベ)

同じ3,000万円でも、市川・船橋では「駅近・コンパクト」、松戸・柏では「少し遠いが広い」という選択になります。

総予算4,500万円(物件+リノベ込み)

市川・本八幡エリアで築20年・70㎡前後の物件+スタンダードリノベが射程に入ります。船橋なら同条件で駅5分圏も狙えます。松戸・柏では築10年以内の物件+部分リノベという選択肢も出てきます。

中古+リノベで4エリアを選ぶ基準

リノベ前提で考えると、「物件を安く買えるほどリノベに回せる予算が増える」という関係があります。

通勤・資産性重視なら船橋・市川です。相場は高いですが東京へのアクセスが近い分、将来の売却時にも買い手がつきやすい。

予算重視・広さ優先なら松戸・柏です。物件価格が安い分、リノベに予算を回せます。テレワーク中心で通勤頻度が低い人には合理的な選択です。

子育て環境を最優先するなら船橋の津田沼エリアか松戸・柏です。いずれも学区評価が高いエリアがあり、価格と環境のバランスが取りやすい。

リノベ費用の詳しい目安はリノベーション費用の相場を参考にしてください。


TX沿線(柏の葉・流山)も要チェック

近年の人口増加が際立つエリア

つくばエクスプレス(TX)沿線の流山市・柏の葉周辺は、千葉県の中でも人口増加率が突出して高いエリアです。流山市は2025年現在、千葉県内の市町村の中で人口増加率トップクラスを維持しており、特に子育て世帯の流入が顕著です。

流山市・印西市の人口増加背景

流山おおたかの森駅周辺は、TX開業(2005年)後の再開発で商業施設・医療機関・保育施設が集積し、「子育てしやすい街」として全国的な認知度が上がっています。流山市が積極的な移住促進策を展開し、保育所整備率の高さや転入補助金などが呼び水となりました。

印西市(千葉ニュータウン・印西牧の原駅周辺)も同様に人口増加が続いています。宅地価格の安さと子育て支援策が子育て世帯に選ばれており、都心へのアクセスコストを補う魅力があります。

価格水準と将来性

流山おおたかの森の㎡単価は76.8万円程度(BayMapデータ)で、柏の葉とほぼ同水準。築浅・新築物件が中心のため、中古物件は供給が限られます。人口増加が続く限り需要が堅調に推移すると見られており、長期保有目的には相性が良いエリアです。ただし、TX運賃は距離比例で割高なため、都心勤務の交通費は月次コストに組み込んで計算しておく必要があります。

出典:BayMap成約データ中央値(2025年時点)、流山市統計資料、千葉県市町村別人口動態統計
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どのエリアを選ぶべきか:判断軸

勤務地から逆算する

東京駅・品川方面への通勤なら総武線沿線の船橋・市川が時間・コストともに有利です。大手町・表参道・渋谷方面には千代田線直通の松戸・柏が便利です。勤務地が多様なら乗換の自由度が高い船橋(JR総武線・東武野田線・東西線)も選択肢に入ります。週に数回しか出社しないテレワーク中心の働き方なら、価格・広さ優先で松戸・柏・流山を選ぶのが合理的です。

子育て重視なら学区・公園も調べる

子育て環境を最優先するなら、学区評価・保育所の充実度・公園の整備状況を実地で確認してください。船橋市の津田沼エリア、松戸市の新松戸エリア、流山市のおおたかの森エリアはいずれも子育て施設が充実しています。BayMapでは学区情報と連動した物件検索も活用できます。

資産性重視なら市川・本八幡

将来の売却時の流動性・値下がりしにくさを重視するなら、市川・本八幡エリアが依然有望です。東京への距離が近く需要が安定しているため、オーバーローンや売却難のリスクが相対的に低くなります。初期投資は高くなりますが、長期的な資産保全には強みがあります。

予算重視なら柏・西船橋

初期費用を抑えてリノベーションに予算を回したい場合は、㎡単価が低い柏(35.8万円/㎡)や西船橋(39.2万円/㎡)が有利です。テレワーク中心の働き方や、子育て・広さを優先するライフスタイルには実用的な選択です。千葉県全体の中古マンション平均は33万円/㎡(2025年)であり、柏・西船橋はその近傍水準で取引されています。

出典:BayMap成約データ中央値(2025年時点)

各エリアの詳細データ

BayMapでは駅ごとの㎡単価・取引件数・価格推移を確認できます。

地図で探すではエリア全体の価格分布が視覚的に確認できます。候補エリアを絞った後は駅ページで詳細を確認してください。

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出典: 国土交通省 不動産取引価格情報 / BayMap独自集計。本記事は情報提供を目的としており、投資・購入判断の根拠とはなりません。