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鎌ケ谷市の地価と中古マンション相場(2026年)

鎌ケ谷市は面積約21km²と千葉県内でも小さい市ですが、新鎌ケ谷駅に3路線が集まる交通結節点を持っています。2026年公示地価の公表を受けて、市全体の地価動向と駅別・町丁目別の中古マンション相場を整理します。

マンション相場データは2025年7〜9月期(国土交通省・不動産取引価格情報)にもとづくBayMap集計値です。

2026年の地価 住宅地+7.90%、商業地+7.17%

住宅地は16地点の平均で+7.90%。全地点が+5.6%以上と、横ばいの地点がありません。松戸市(+8.39%)に次ぐ高い上昇率です。

商業地は3地点平均で+7.17%。道野辺本町2丁目(28.5万円/㎡・+9.6%)が最高です。

㎡単価は初富本町1丁目(17.9万円)から中佐津間2丁目(7.0万円)まで約2.6倍。市域が狭いため、地点間の価格差は他市と比べると小さめです。

上昇率が高い理由

鎌ケ谷市の住宅地平均㎡単価は10.9万円で、隣接する船橋市(18.3万円)や松戸市(17.0万円)と比べて低い水準にあります。都心アクセスが悪くないにもかかわらず割安だった分、近隣市からの需要流入で上昇率が高くなっている構造です。

上昇率上位は鎌ケ谷5丁目(+9.3%)・東初富5丁目(+9.1%)・東初富6丁目(+9.1%)・東鎌ケ谷2丁目(+9.1%)。市の中央部から東部にかけて高い上昇が見られます。

主要駅ごとの中古マンション相場

鎌ケ谷市は6駅を擁しますが、いずれも取引件数は少なめです。

㎡単価(中央値)取引件数路線
新鎌ケ谷76.0万円4件北総線・新京成線・東武
鎌ケ谷38.7万円12件東武アーバンパークライン
初富25.7万円7件新京成線
北初富22.4万円8件新京成線
くぬぎ山14.7万円7件新京成線
鎌ケ谷大仏12.7万円12件新京成線
駅別マンション㎡単価(中央値)

新鎌ケ谷(76.0万円)は北総線・新京成線・東武アーバンパークラインの3路線が交わるターミナル駅で、市内最高の単価ですが取引件数は4件と少なく、価格の信頼性は低い点に注意してください。

鎌ケ谷駅(38.7万円・12件)と鎌ケ谷大仏(12.7万円・12件)は取引件数が同じ12件ですが、㎡単価は約3倍の差。鎌ケ谷駅は東武アーバンパークラインで船橋駅に直結しており、利便性の差が価格に表れています。

新京成線の各駅(初富・北初富・くぬぎ山・鎌ケ谷大仏)は12〜26万円の価格帯。市場としては薄いですが、手が届きやすい水準です。

取引件数が5件未満の駅は価格の信頼性が低く、トレンド判断には向きません。駅別のデータは駅一覧で件数とあわせて確認してください。

町丁目ごとの差

取引件数が3件以上の町丁目データは限られていますが、市内の価格構造を示しています。

町丁目㎡単価駅平均比
鎌ケ谷道野辺本町37.5万円±0%
初富南初富25.7万円±0%
馬込沢西道野辺3.4万円±0%

道野辺本町(37.5万円)と西道野辺(3.4万円)で約11倍。西道野辺は築古団地が中心のため単価が極端に低くなっています。同じ「道野辺」の地名でも、本町と西では全く異なる市場です。

鎌ケ谷市は取引件数が少ないため、町丁目別データの母集団が小さく、個別物件の影響を受けやすい点に注意してください。

このデータを見るときのポイント

鎌ケ谷市は住宅地+7.90%と県内でも高い上昇率ですが、平均㎡単価は10.9万円と近隣市より低い水準からの上昇です。上昇率だけでなく、絶対値の水準をあわせて読むことが重要です。

市全体の取引件数は50件と少なく、各駅・町丁目のデータは母集団が限られます。新鎌ケ谷の76万円は4件のみの数字であり、市場全体の傾向を代表するものではありません。

地価とマンション相場は別指標です。公示地価は更地の公的評価額(2026年1月1日時点)、マンション㎡単価は建物込みの実取引価格(2025年7〜9月期)。読み方の基本は地価の見方ガイドを参照してください。

駅ごとの㎡単価トレンド・取引件数・徒歩圏別の価格差は、BayMapの地図駅一覧で確認できます。

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